油屋について

油屋について
油屋のあゆみ
当館の名称である油屋は江戸時代、蝋燭づくりが当時の家業であったため、
屋号を油屋と名乗っておりそれを先代が民宿を始める際に宿の名前としたことが始まりです。
五番町夕霧楼そもそものきっかけとなった出来事がありました。昭和38年、女優の佐久間良子さんが、映画『五番町夕霧楼』のロケ地として伊根町(主人公夕子の故郷は伊根町津母の設定)に来られた際にこの土地をたいそう好きになっていただきました。
そしてこの土地をもっと多くの方に知っていただくために民宿を初めてみれば…というひと言をいただき、それが縁で民宿を始めることとなりました。佐久間さんとのご縁は今でも続いております。 別館「和亭」(なごみてい)の
ロゴは佐久間良子さんの手によるものです。

先代が営む民宿の時代は、現在のような陸路が通じておらず、渡し船によるお客様の送り迎えをしておりました。
当然、海の荒れた日などは、船の行き来にも支障がありました。
しかし、それでもご贔屓にしていただくお客様も多く、今も当時のお客様がお子様やお孫様を連れて、それこそふるさとのようにしてお越しいただいております。

その後、昭和62年この地で温泉掘削を開始、
平成6年、非常に泉質の良い(ナトリウム泉)温泉が湧出、
施設も大規模に新築し、平成8年、現在の「奥伊根温泉旅館 油屋」が誕生しました。
さらに平成16年、ワンランク上の贅沢を望まれるお客様のために、
別館「和亭─なごみてい─」を新築。
部屋数11室の、こじんまりと、しかし特別な隠れ宿として
たくさんの方にご満足をいただいております。

そして、平成26年本館の大規模リニューアルを実施、すべてのお部屋を刷新しました。
トイレ等のバリフリー化、お食事部屋も楽な姿勢でお食事をお召上がりいただける様、
椅子席や掘りごたつ式のお部屋を増やしました。
また当館は料理旅館であります。温泉に入って美味しい旬の魚介をご堪能いただく
当館にあって料理人はいわば家の大黒柱のような存在。
「すべてのお客様に美味しいと言ってもらいたい・・・・」という
情熱のもとに「食」に取り組む料理人の存在が、
当館を支えているといっても過言ではありません。
そのために、厨房は広く、快適に料理人が思う存分料理作りに打ち込めるよう、しつらえました。

全てのお客様に寛ぎと満足、そして豊かな気持ちでお過ごしいただける様、
今後もスタッフ一同、日々精進してまいります。
油屋二代目亭主、濱野儀一郎
この伊根に皆の注目が集まるはるか以前より、
この海で育ち、この海を愛し、そしてこの海を知り尽くした二代目亭主。
「この伊根の美しい景色、四季を通じての海からの恵み…これは伊根の“宝”です。
この伊根の“宝”はまた、この地を訪れる人々にとっても
何物にも代えがたい価値となるに違いない…」
という揺るぎない信念は、油屋という形となって結実しました。
油屋三代目亭主 濱野茂樹
「毎朝夜が明けきらぬうちから港へ出かける二代目の背中を見て育ちました。
伊根の素晴らしさをもっともっとたくさんの人に伝えたい…
そのためには自分こそが伊根のスペシャリストにならなければならない。」
野菜ソムリエ、オイスターマイスター、NPO法人いー伊根っと…
それらは全て伊根を愛する全ての方々への感謝の心から始まるものです。